はじめに

ブログぐらい気負わずにやりたい。

ブログを書くのは初めてじゃないし、ブログを開設したのなんか数えきれないほどだ。でも、そのわりにブログを管理していた期間は馬鹿みたいに少ない。ようは、作ってすぐにやめてしまうのだ。

文章を書くのは好きだし慣れてない訳でもないと思うから、ブログをすぐやめてしまうのは、文章を書くのが問題じゃない。ツイッターがだらだらと続いているから、書きたいことがないわけでもない。となると、やっぱり昔っからのええかっこしいと緊張しいのせいで、ヘンに気負ってしまうのが理由なんだと思う。おもしろい記事を書こう、と思ってむりやりオチをつけて疲れたり、うまい文章を書こう、として森見登美彦とか西尾維新のひどい劣化コピーみたいな感じにして恥ずかしくなったり……そうしてやんなって、だいたい三日でやめてしまう。いったい私の手でどれだけのブログが放置されて、アダルトサイトの広告まみれになったのか見当もつかない。ちなみに、今使っているこのブログページも、前につくって、やっぱり三日坊主になったものを、記事を消し、タイトルを変えて流用したものだ。

ブログぐらい、気負わずにやりたい。
肩の力を抜いて、何をしようと思うこともなく、だらだらと思ったことを更新するのだ。私みたいなええかっこいしいがブログを続けるには、書くことは思いついたら推敲せず書いちゃえ、なんならすぐやめちゃえ、ぐらいのテキトーさが必要だと思う。
だから、最初の記事が七百字足らずの短さで、ごちゃごちゃした展開で、オチがこんなふうにフワッとしていても、気にしないスタンスで行くのだ。
 
 
いまのは、意外と悪くないオチだった。